さてと・・・

次はスイングアームの延長です。
ドナーはTCIの”もひ氏”&”ark氏”より頂いたモノです。
ノーマルは失敗したときの保険で残しておきますので。(苦笑)

そして使用する本体は90用のタンデムステップ付き(もひ氏提供)で、
延長部品取りは50用を使います。(ark氏提供)




大丈夫かな〜〜?(笑)
さて、延長部分です。
意外な部分の延長ですよね?(笑)

末端部での延長は溶接部分の強度が不足する可能性があるので、
本来なら本体部分でやりたい所ですが、形状が複雑(テーパー状)
っていうのと、本体の肉厚不足による高溶接難易度が予想されるので、
この肉厚がかせげる部分で行うことにしました。

継ぎ足し部分はドナーの本体部分を削り落として使います。
(写真で見ると判りますよね?スポットが付いてる部分ですよ)

ベースに金属板(Lアングル)を使用してバイスプライヤーで固定、
そして溶接していきます。

ほら、ちゃんと溶着してるでしょ?(笑)
そしてリブを溶接していきます。

今回の延長の要はこの部分になります。
強度を稼ぐのにもってこいの形状になりますからね。

ただし、溶接がキチンとできていればの話ですが・・・(涙)

写真は仮止め溶接した後のものです。
上下のリブが溶接できました。

相変わらずスパークが続かない・・・とほほ。
かなり汚い溶接跡になってしまいました。

とりあえず溶け込みはしているハズなので大丈夫とは思いますが・・・

そして要らない部分(継ぎ足し部のサス取り付けボルト部分)をカット、
溶接で盛り上げてサンダーで成型してあります。

反対側も同時進行♪
そして継ぎ足し部にもリブを。

上下のリブをつなげて強度UPをはかるのと、
継ぎ足し部分の溶接の補強代わりのためです。

黒く汚いのは溶接のススです。
そして裏側にも当て板をして溶接。

当然、継ぎ目部分になるわけですが、
スプロケットが通りますので控えめな厚みにしてあります。


もっと分厚いモノを当てがったらスプロケが当たった♪(笑)
ほぼ溶接作業が終わったので、塗装をする準備をしていきます。

初めにタンデムステップをベースから切り取ります。
・・・・・使わないからね。

次に塗装を剥がしていきます。
さすがにノーマル塗装が厚いので剥離することにしたんですが・・・
これがまた大変なんスよね。

カップサンダー(サンダーのワイヤーブラシ版みたいやヤツ)を使い、
バリバリ剥がしていくんですが・・・なかなか綺麗になりません。

金があれば塗装剥がし液でも使えばエエんですけどね・・・・

そしてパテ盛り。

汚い溶接跡もこれでOKだ♪(爆)

本来なら溶接跡も”おされ”なんでしょうけど、
さすがにアレはちょっとナンですから。


ま、このあたりは通常作業とかわりありません。
そして忘れちゃいけないのがトルクロッドの延長。
これが無けりゃリヤブレーキがかけられませんからね。

延長分を考慮して2本(スイングアームと同時に頂いたモノ)を切断、
溶接して延長します。




ちなみに今回の延長は85ミリになります。
この長さは延長部分に使ったプレート(切り出したヤツね)が、
ちょうど85ミリ延長になったからで深い意味はありません。

そして再び溶接作業。

溶接棒を変えたら・・・なんと綺麗に溶接が♪(苦笑)
初めからこの棒にすりゃ良かったな・・・・・とほほ。



そしてボディパーツが全部揃ったところで塗装開始♪

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