というワケで、余っているノーマルライトボディを使っての制作です。
色々なHPでイカリング製作が紹介されていますので、
それを参考にして製作しましたが・・・・意外とアバウトに作れますね。
もっと光を効率よく使うには工作精度を上げないとダメなんでしょうけどね・・・


はい、そーゆーワケで用意したノーマルライトボディです。

DKV号には使用予定が無いモノなので、
実験&技術の習得がてら製作する事にしました。

ボディはオール・プラスチック製で、
レンズは接着剤で固定されています。

今回はこのボディの中にリングを装着する事にします。
なにはともあれレンズを外さないと始まりません。

ライト固定用ステー部分に、こじり易いようにミゾがありましたw
この部分にマイナスドライバーを差し込んで・・・




とうっっっっ♪

・・・っていうか、慎重にこじったワケなんですがねw
使わないモノとはいえ割れると勿体ないですもんね。

で、こんな感じに分解できました。
リフレクター部分の小傷は最初から付いてました・・・
意外とアバウトな製品なんですねぇ。
とりあえず発光部品を先に製作。

LEDを背中合わせにして接着、<絶縁を兼ねてバスコーク材で
ギボシ端子のメス側カバーをカットしたモノを、
固定用ゴムとして利用することにしました。

イカリングに使うアクリル丸棒は5φなので、
この固定方法だと丁度良い感じで固定できるんですよね♪

抵抗とかはライト外側に付ける予定なので完成になります。
アクリル丸棒の加工です。

5φの丸棒の外径がライト内側の径と同じにならないといけません。
ただ、多少大きいぶんには幅詰めすれば調整できます。

というワケで、ウチにあった型枠代わりのブツは・・・
A○F社ブレ○ディのビンでしたwww
ごく僅かにデカいんですが調整範囲内なのでOKです♪
これにバーナーで炙ったアクリル丸棒を巻き付けていきます。

やや柔らかくなるまで炙り、焦らずゆっくりと巻いていきます・・・
炙りすぎるとアクリルに泡ができたり、
表面にコゲが付いたり濁ったりとロクな事になりません。

この状態で正確に円形にならなくても修正できますから落ち着いてw
こんな感じで巻けました。

ほら、綺麗な円になってないでしょ?
この状態から寸法を合わせつつ修正していきます。

LEDが入る部分を空けるのを忘れずに。
んでLEDを付けて・・・というか挟んだだけで固定されますが、
仮点灯をしてみました。

このままでは光が対面まで透過するだけで淡く光るだけです。
リングの裏側に光りを正面に反射するミゾを付けないといけません。

ミゾは熱したナイフ等で付けていく事にします。
半分だけ発光溝を付けてみました。<写真、下半分

どうですか?
良い感じで光ってますよね?
だいたい2〜3mmの間隔ですから・・・そりゃスゲー手間がかかりますw

このミゾは本来なら・・・
○正確な間隔でミゾを掘る
○正確なミゾ斜面の角度をキープする
○LEDから離れるにしたがって裏側だけでなく側面にもミゾを入れる
といった繊細な作業なんですよね。

ま、今回は小さく比較的暗いライトなのでOKです。
車用に作るならもう少し気合いを入れないとね・・・
電極を通す穴を空けてリングの固定をします。



・・・固定した写真、紛失したwww
抵抗をボディ外側に付けてバスコークで絶縁&防水。
レンズもバスコークで防水&接着しました。

仮点灯したら・・・こんな感じ♪

円形ライトの性質上、内側にもう一つのリングができます。
写り込みですから仕方有りません。
2号機を作る時には対策してみましょう・・・・<隔壁を作る等
消灯。

フツーのライトですね。
点灯♪

ちゃんとイカリングにはなってますが・・・
白だとリングが目立たないねwww

今度はブルーLEDで作ってみようかな。
ちゃんと隔壁も作ってさ・・・



このボディに自作ブリッジダイオードを噛ませて簡易整流しましたので、
交流電源にも対応してます。
なんで市販のブリッジじゃなく自作ブリッジなのかと言うと・・・
買いに行くのがメンド臭かったからwww
本来ならワンチップで終わりなのにね。
次はコンデンサーも仕込んで安定化もしてみよう・・・


ちなみにコレは、日頃お世話になっているmasa氏にドナドナしました。
接触不良が発生しちゃいましたが、現在は氏による修理で治ってます。



・・・今度は改良型の実験台になってもらおう(爆)